北海道ウォータージェット研究会概要

コンクリート構造物の補修・補強において、健全なコンクリートのはつり工法を目指して、寒冷地でのウォータージェット工法の普及と技術向上を目的に、平成15年に設立されました。
独立行政法人土木研究所寒地土木研究所の協力を得て設立された当研究会は、高品質な施工を目指して活発な活動を行っています。

私たち研究会では以下のような活動を行っております。

  • 各種供試体を使用したウォータージェットはつり試験施工
  • ウォータージェット工法と在来工法(ブレーカー)マイクロクラック比較検証試験
  • 超高圧ハンドガン装置施工におけるマイクロクラック検証試験
  • ウォータージェット工法での騒音計測及び防音対策等の検証
  • ジェットランスシステム使用による工法開発(実用新案登録:第3147784号)
  • 有効な飛散防止養生・漏水防止養生・冬期機械凍結防止養生等の検証
  • 施工メンバー合同による現場視察勉強会自主パトロール等

地元北海道での
施工・安全性重視

当技術研究会では、北海道という積雪寒冷地でウォータージェット工法を用いた場合の設計・施工に至るノウハウを共有し、機械の改良や施工方法の見直しを行い、振動や騒音等の課題に取り組むとともに、WJ工法マニュアルを作成し、施工、品質、安全の各項目について管理項目等を定めています。
また、研究会会員相互による自主パトロールを行い、施工および安全に関するチェックリストを作成し、元請け会社へ研究会として提出しています。
これらの活動により、会員相互の技術力の研鑽を図るとともに、研究会会員としてのレベルの確保および責任ある施工を行うことを保証しています。

北海道WJ研究会会員 保有機械台数

ロボット53台 ハンド119台